SSブログ

バビロンの奇跡/LISA [SOLO・F]

2002年、シングル。

m-flo脱退後の曲。かっこいいなぁ。m-floの時とは種類の違うかっこよさ。ストレートに力強いですね。キャッチーで、テンポもいいし何より気持ちがいい。m-floで歌っていたグルーヴィーな感じとは違って、王道に近いポップロックがとても気持ちがよかったんです。LISAの声の力強さに、強めのベースと重なるホーンが、新しくもなく古くもなく琴線を刺激されました。そうそう、このホーン、スカパラなんですよね。素敵。

この曲のLISAは、JILLのようなイメージ。強くて素敵な歌声。綺麗ごとばかりの言葉ってあんまり好きではないけれど、この曲の「たとえ夜が長すぎても、太陽は裏切らない」はすごく好き。「我々は無力じゃないか」って解った上のこの言葉は、とてもいいね。

しかしこの曲ももう15年近く前なのかー。古くないなぁ。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

もう一度/竹内まりや [SOLO・F]

84年、シングル。

休養・結婚後の復帰曲。結婚後2年くらいですかね? にしては、この歌詞、正鵠を得すぎていて怖い。「駅」でも書いたように、この人の歌詞はどの世代の女性にも通用するスタンダード。上っ面な恋愛の風景ではなくて、その奥に控える切ない心の様子を描いているから胸をくすぐるんです。「部屋を出ていく勇気」からの一節は、もしかしたら男性には伝わりにくい感情かもしれないですけど、パートナーがいる女性には結構共感できるものなんだよなあ。
「再び戻って」の繰り返し、ここの歌い方がとにかく好き。曲の展開もちょっとイレギュラーな感じで、カッコいいですよね。そして何より、この曲における山下達郎のコーラスが一番好きです。この人の美しい声を余すところなく使っている感じ。夫婦の特権ですな。歌詞では、倦怠期の二人を歌っているけどね。

しかしとにかく美しい。現在61歳? 近影を拝見しても、とてもそうは見えません。そんなに表に出る活動はしていないのに、まりやさんはずっとずーっと綺麗なまま。倦怠期やら不倫やらをたくさん歌ってきたけれど、それは逆に、達郎さんとの関係が素敵なものだからなんですよね。いいなー。ホント素敵。
タグ:竹内まりや
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

You Belong With Me/Taylor Swift [SOLO・F]

2008年「Fearless」収録。

ぼーっとかけっぱなしで観ていたMTVでMVが流れてて、食い入るように見ちゃってラストでは感情移入しちゃって感極まる、という出会い方をした曲です。このMV、ほんと可愛い。歌詞に沿ったドラマ仕立てですが、英詞が分からなくても、台詞なんてなくっても完璧に伝わる良質なストーリー。4分弱の素敵な物語です。冒頭の究極にダサい彼女と、終盤眼鏡を外した後の美しさの対比がとにかく堪らないんですが、重要なのはあの彼が「綺麗になったから彼女の魅力に気付いた」わけじゃないってこと。最後、忍ばせていた「I LOVE YOU」のメモを彼が出さないと、ただのメンクイになっちゃいますからね。そういうところも含めて、構成が素晴らしい。
映像ありきで書いてますけど、とにかく曲も素敵。女の子の気持ちって、何処の国でも変わらないんだよなーと再認識しました。「私の方が彼にふさわしいわ!」って思いながら、恋する気持ちは強くなっていくんです。可愛い♪
タグ:Taylor Swift
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

駅/竹内まりや [SOLO・F]

87年、セルフカバー。

初めて聴いたのは、映画のCMだったかな。当時はまだ子供で、綺麗な歌だなあくらいにしか思っていませんでしたが。
竹内まりやの曲はどれも好きだけど、やっぱり一番はコレですかね。「もう一度」もいいけど、「マンハッタン・キス」もいいけど・・・。バラードではやはりこれが格別ですね。サビの唄声がとにかく好き。'“艶のある”とはニュアンスの違う色気が漂う歌い方で、そしてあの歌詞。結婚して仕事をセーブしている最中の作品だとはとても思えない、素敵な曲です、本当に。
当時彼女は32歳。この歌詞に出てくる二人はおそらく等身大の年齢でしょうね。でも、恋愛をしたことのある人ならばきっと胸に刺さるであろうリアリティ。そしてそれはどんなに上の世代であろうと、ノスタルジックな思いとともに胸に刺さる不変の想い。「ひとつ隣の車両に乗り」というフレーズが、気付いて欲しいけれど気付いて欲しくない複雑な心情を的確に表していて、とても美しい。この部分の歌い方も凄く好きです。

個人的に竹内まりやと松任谷由実の歌詞は、どの世代の女性にも通用するスタンダードだと思っています。だって、「昔の恋人を偶然駅で見かけて目で追った」ことがなくても、「安いサンダルを履いて出掛けた日に限って遊び人の元彼に逢った」ことがなくても、「彼のベッドの下に真珠のピアスを片方捨てた」ことがなくても、「シャツを着る男の背中を切ない気持で眺めた」ことがなくても、伝わるんです。その彼女の心情が。胸をくすぐるように、切なく痛く、感情移入できるんですよ。
タグ:竹内まりや
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

合鍵/ちあきなおみ [SOLO・F]

82年(多分)発表。アルバム収録。

最近までは全く知らなくて、知人に「すごくいい歌だから覚えて!」と言われて出会った曲です。力の抜き方が艶っぽくていいですね。作詞・松本隆、作曲・筒見京平のクレジットも豪華。終わってしまった恋に別れを告げる内容の歌詞なのですが、自分に対して囁くように歌う彼女の歌い方がとても合っていて素敵なのです。
この曲がきっかけでちあきなおみをちゃんと聞くようになりましたが、やっぱり物凄く上手いんですよね。一気に引き込まれる声と歌い方で、それでいて表現も豊か。前から知ってるのは「喝采」くらいしかなかったんですけど、最近になって今ひとたびのちあきなおみを味わっています。本当に上手い。この曲の最後、「私は生きてく」の辺りの声、すごく好きです。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ミルク/CHARA [SOLO・F]

97年「Junior Sweet」収録。

優しいイントロ。切ない歌声。明るい歌も好きだけれど、静かに涙がこぼれるようなこの曲も好きです。ああ、格別だなあ、この声。
「やさしい気持ち」が好きで聴いたアルバム。多感な年代だからなのか、当時は好きな曲もたくさんありました。まあ、時代の違いなのかもしれませんが。たとえば今、すっかり大人になった後でCHARAの声を初めて聴くよりも、中高生の頃にこの切ない声と出会えたことって、凄く幸せな事なんですよね。私にとっては多分。
邪魔なものの一切ないこのアレンジが好きです。CHARAの声と、静かな伴奏と。他の誰にも真似できない、素敵な音楽。
当時高校生、バイト帰りに一駅分電車に乗らず隣駅まで歩いてから乗車して帰るのが好きでした。その時のBGMはこの「ミルク」。ウォークマンでこれを繰り返し流しながら、少し離れた新宿のビル街を眺めて下る坂道が、とてもとても好きでした。
タグ:Chara
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。