SSブログ
前の10件 | -

Someone You Loved/Lewis Capaldi [SOLO・M]

2018年。

ぼんやりかけっぱなしにしていたMTVかなんかで、ミュージックビデオを見たのが出会いです。映画のようなMVで、シンプルな演奏と力強い歌声がとんでもなく印象に残りました。今「Someone You Loved MV」で検索すると出てくるルイス出演のものではなく(これもいい)、臓器移植のチャリティー団体を広めるために制作されたといわれるものの方です。移植された心臓が繋ぐ二つの家族の物語。かなり引き込まれる映像でした。
ルイス・キャパルディ自体をこの歌で知ったので、最初はMVに出ている年配の男性が本人なのかと思っていました。声は太いけれど切なさと色気もあって、とてもじゃないけれど若者が歌っているとは思えなかったんです。実際のルイスはこの頃20歳とか21歳辺りで、それを知ったときかなり驚きましたっけ。そしてあのMVの色気のある男性は、ピーター・カパルディという俳優でルイスの親戚なんだとか。とてもカッコいいです。
実物のルイスは色気とはちょっと対極にあるような体形で非常にかわいいですが、素朴な身なりで歌い始めた瞬間のギャップが本当に凄い。本当に引き込まれる声と歌い方。病気も患っているようで心配もあるけれど、ぜひ長く歌い続けてもらいたい。そう思わせる魅力があります。
タグ:Lewis Capaldi
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

LOVE IS STRANGE! 彼女に首ったけ/THE PRIVATES [BAND]

94年、シングル。

TVKのミュートマJAPANで流れていたのが出会いだったような。確かTVKでたくさん流れてたと思うんですよね、当時。シングルも持ってたなあ。もう何年も聴いていなかったけれど、ふと思い出して聴いてみたらまだ完璧に覚えていました。あの頃、何度も繰り返し聴いていた、すっごくオシャレな曲です。

曲の作りがちょっと変則的というか凝っていて、1コーラス目の「もしもこの想いが」からのサビはとても短いのですが、ラストは終わりそうでなかなか終わらないのもいい。30年近く前の曲だけれど今聴いても本当にかっこよくて、とても懐かしいのに古くない、素敵な曲。とにかくオシャレ。当時も思っていたけれど、今も変わらずそう思います。ちゃんとロックンロールなんだけどPOPでキャッチー。延原達治の声が少しハスキーで色っぽく、この歌詞にとても合っている感じ。イントロもアウトロも、とてもカッコいい。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Jim&Janeの伝説/チェッカーズ [BAND]

1988年、シングル。作詞・藤井郁弥、作曲・鶴久政治。

紡木たくのホットロードをもとに歌詞を書いたといわれる曲。登場人物はJimとJaneと俺。バイクの事故で亡くなったJimの思い出と別れを告げるため、彼の恋人であるJaneを俺が事故現場まで連れていくという内容。多分Jimは親友で、事故以降彼の死を受け入れられないJaneを見ていられなかったんだろうなとか、生前の二人は本当に仲がいいカップルだったんだろうなとか、Janeを気遣っているけれどきっと俺自身もJimとの思い出から抜け出せていないんだろうなとか、いろいろ想像が膨らむ曲です。ドラマチックで哀しい。

この曲が聴きたくてyou tubeで観ていると、コメント欄が「フミヤのカッコよさがやばい」「カッコいい以外の言葉が出てこない」「なんだこの色気とビジュアル」的なもので埋め尽くされていて面白いですね。しかしそれには完全に同意。見た目も声も歌い方も、髪型も衣装も最高です。ほんと、なんだアレ。なんだあの色気。だだ漏れじゃんか。
この曲のフレーズである「行こうぜ periodoの向こうへ」をキャッチフレーズにもしていた氣志團がこの曲をカバーしている動画があるんですが、それがとってもいい。綾小路翔からの強めのリスペクトがヒシヒシと伝わってきて素敵です。そもそも世界観は同じですし、チェックの学ランを着た翔やんが原曲通り丁寧に歌っていて最高のカバー。前述のとおり原曲は郁弥のビジュアルが強すぎて他の誰も太刀打ちできないので、カバーとしては氣志團くらいの人たちでないと無理ですよね。まあ、それを差し引いてもあのカバーはいい。そして原曲はもっといい。
私はちょっと下の世代なのでリアルタイムで見ていたとは言いかねるので、この曲の当時女子高生とかだった人たちが羨ましいですよ。この色気を歌番組で観ていたなんて。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

花一匁/BURNOUT SYNDROMES [BAND]

2018年、シングル。

銀魂・銀ノ魂篇前半のEDでした。日本語の響きが美しすぎる。言葉選びのセンスが鋭く、ただただカッコいい。イントロの駆け出していく感じが堪らないし、「所詮」からの流れは凄くゾクゾクします。叩きつけるドラムが一瞬だけ止むラストのサビ、息を吸い込む音がハッキリと聞こえてくるのが本当に凄いです。目の前で演奏されているような臨場感。音の力が半端ない。

なによりもやはり、銀魂の世界観とのリンクが素敵でした。エンディングの鉛筆画がとても好きで、重厚なこの曲と優しいモノクロの画のコントラストがとてもいい。物語は既に佳境、最終章が始まっていたわけですが「むざむざ斬られてたまるか」という歌詞が、全てだなと。たとえ自分は負けたとしても、一矢報いることがその後につながるのなら。意味のない敗者になんかなるものか。そう思いながら散っていったキャラクターたちが回想で流れていく映像は、圧巻です。
ちなみにずっと桂推しだった私ですが、終盤の喜々がかなり琴線に触れまして。喜々の最期を描く「数多の王」の回は信じられないくらい泣いたんですが、喜々が斃れたあとのオープニングもいいんですよね。縁側で茂々と向かい合うシーン、堪らないんです。要所要所でやってくる特殊OP/EDが本当に素晴らしくて、この曲では終盤からフェードインするようにかかり始めるのも凄く魅力的。真選組の三人や万事屋がそれぞれまっすぐ前を見据えているのに対し、堂々とした桂&坂本を従えた徳川喜々が少し虚勢を張って前を向いているのがとても好きです。凄くいい絵。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

TEDDY BOY/種浦マサオ [SOLO・M]

「夕暮れ」の最後の方で触れた曲です。音源化は多分されていないし、おそらく結構昔に作った曲。1990年辺りだとか。種浦さんの公式チャンネルの弾き語りで聴いたのが初めてだった(と思う。もしかしたらむかーしライブで聴いていたかもしれませんけど)のですが、えらいハマりました。

音源化されてない曲ってオフィシャルの正解がないので凄く好きです。ちょっとしたアレンジの違いとかがあってどれがベースなのか最早分からないけれど、その時の歌い手の感情やテンション、フィーリングなんかがストレートに伝わってくる気がして。その時々の正解が、毎回存在するんです。「不正解」や「間違い」「ミス」がそこにはない。ライブでしか聴いたことがない曲って、その希少価値も含めてですけどとても好きです。
この曲は配信されている弾き語りが数本あるんですが、全部ちょっとアレンジが違ったりちょっと歌詞が違ったりしています。間違っただけかもしれないけど、それがすごく良い。全部いい。

この歌、とにかくキーが高いんですが、この高音の種浦さんの声がとても好きです。声の出し方が色っぽくて、少し哀し気に響いて。「一方的に別れを告げてきた彼女への未練が捨てられない哀しい男の詞」にさらに哀しさを上乗せさせるようでね。メロディラインも奏でるギターも、高く響く声も、全てが気持ちいい。シルクロードを走る列車の中で作った曲らしいのですが、シルクロード感はゼロですね(笑)。種浦さんらしく街角感が凄い。(街角感ってなんだろう…)

やっぱりどれを聴いても、昔のままの声ですごく安心する人。この曲をずっと聴いているせいか、久々に「おとぎ話になって」のCD音源聴いたら思ったよりキーが低くてびっくりしました。弾き語りで聴く方が声の伸びが良くて、20数年前より今の方が断然かっこいい。しっとりした、湿度のある声質。あと純粋に歌が上手い。低音の語尾を丁寧に歌うところがとても好きです。母音を丁寧に発声するところも。凄く気持ちの入っているのが伝わる、素敵な歌い方。湿度のある声質って言いましたけど、軽く歌えば五月雨のような濡れ方になるし、がなるように歌えば土砂降りにもなる、そんな感じです。
数年前に配信してた「名曲の関西弁ver.」は非常に面白いし、とにかく歌の上手さが際立っています。英語の歌詞の発音がキュンとするんですよー。「赤いスイトピー」とかね。ちなみに私は、特に「壊れかけのラジオ」がお気に入り。『わいの身体が昔より』『星を眺めとったわな』とかの完全にどうかしている歌詞を熱烈に歌い上げるのが最高です♡ もう原曲じゃ物足りなくなりそうで怖いですが…。フルコーラスで聴きたいわぁ。radioじゃなくてラジオ。アクセントが関西弁。あー素敵だわー。
タグ:種浦マサオ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

振り向かないで/The Mojas [BAND]

1stシングルのc/w。

作詞作曲、リードボーカルは纐纈さん。男女の別れ際の一幕を女性目線で歌った詞です。「成り行きの感情で」もそうなんですが、纐纈さんの作る曲にあるブレス無しの流れるようなフレーズがとても好きです。この曲だとサビ前の部分。ドラムのリズムが心地よくて、それに乗せて流れるメロディが素敵。
イントロもアウトロもほぼなしで、サビは実質最初と最後だけ。1番のラストにあるあれは、サビと呼んでいいものなのかどうなのか。そして間奏がとても長い。とにかくイレギュラーな曲の構成が格好いいですね。この曲って牛古さんは何やってるんだろ。パーカッションかな。
全体的にはテンポが速く疾走感がありますが、別れの曲なのでそのテンポの速さが物悲しさを助長させています。目の前から去っていく彼の、心が離れていくスピードのようでとても切ない。あっさり心変わりした彼に反して、彼女はまだ好きなのにね。

余談。
好きなミュージシャンはたくさんいますが、それぞれ「Like」だったり「Favorite」だったり、尊敬に近く「Respect」だったり様々。ただ唯一、纐纈正樹さんだけは「Love」なんです。ほんともう、大好きなんです。もっと好みのタイプ(小柄で童顔)の人はいるし、好きな声質(ハイトーン)の人もたくさんいるけれど、纐纈さんだけはそのどれにも当てはまってないのに堪らなく好き。だから多分、Loveなのですよ。理屈じゃないんです。最初の解散前の私が10代だった頃も、復縁後もそして今も、ずっと纐纈さんに恋をしています。この曲は特に声の出し方が好きで、全く喉を使わずに全部腹から出してんじゃないかって感じの彼特有のあの声の、張り方と抜き方がとっても気持ちいい。「もうSTOP!届かない」の辺り、特に。たまらん。好き。
タグ:the mojas
nice!(0)  コメント(0) 

素敵な雨降り/The Mojas [BAND]

94年、2ndシングル。

「成り行きの感情で」で出逢ったThe Mojasの、一つ前のシングル曲です。アルバムにも入っていたので知ることが出来た一曲。かわいい、とにかくとてつもなくかわいい♡
作詞作曲は牛古さんで、リードボーカルは纐纈さん。この、牛古さんの創る世界観が堪らなく好きでした。詞も曲も「かわいい」が溢れていて、林さんの奏でるチェレスタの音色が本当に水音のよう。
ずっと雨の日は憂鬱だったけれど、同棲し始めた彼女(奥さんかも)が最寄り駅で傘を持って待っていてくれるから僕の心は晴ればれしているよ、という歌。乗り換えの駅で「傘を忘れたから迎えにきて」って電話するんですが、実際は朝の天気予報で降るって知っていたけど、迎えに来てほしいからわざと忘れてきた彼。かわいくてたまらんっっっ。そしてうっかり忘れそうになりますけど、この曲の時代だと乗り換えの駅でかけた電話は公衆電話ですね。今みたいに簡単に連絡が取れる訳じゃないから、彼がわざとした行動の意味が現代よりも大きいんです。かわいいなぁ。

軽い曲調と演奏に乗せた、重い纐纈さんの声がいい。兼信さんの高くてきれいな声も好きだけど、存在感が凄い纐纈さんの声も好き。揺るがない、全てを自分の空気に変えていくような声。この曲は重たい纐纈さんの声なことに意味がありますね。ギャップがとてもいい。

The Mojasのファンクラブ会報だった「アカゲラ通信」も購読していたんですが、私が読み始めてすぐに解散ということになってしまったので、最後の4〜5号くらい(今でも家に残っています!)しか読めなったのが残念です。ほぼ手書きのちっさな新聞みたいなやつなんですけどね、牛古さんの字がかわいくてかわいくて。私、牛古さんのフォントと文章のセンスに割と本気で憧れていました。高校生のころ、私が部活(演劇部)で作っていたパンフは完全に牛古さんを意識していて、今でも筆跡はそこそこ似ています(笑)

牛古正憲さんの創る曲の世界観はどれも凄くかわいいし、文字も文章も大好き。そして、この人のサックスはとてもとても格好いいんです。「成り行きの感情で」のリコーダーもいいけどね。この曲のサックスソロもとっても素敵。ほんと、大好きです!!
タグ:the mojas
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

X'mas in the Blue/山本英美 [SOLO・M]

87年、シングル。

リリースから少し経った後、「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」のエンディングテーマになっていました。名曲揃いだったなぁ、この番組。「愛は勝つ」も「それが大事」も「ハートをWASH」も。この曲は確か番組終盤期のエンディングで、ご本人がスタジオで生歌披露していたのを見た想い出があります。
大人で、オシャレで、少し切ない。ドラマのような歌詞でとても素敵です。ハッピーエンドではないけれど、この大人な恋愛観は憧れではありました。最後の夜と決めて逢う二人のもどかしさが堪らない。

去年のクリスマス辺りは、思い出してこの曲ばっかり聴いていました。哀しくてかっこいいなぁ。
タグ:山本英美
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

グッバイ・サマーデイズ/渚のオールスターズ [BAND]

88年、「Nagisa no Cassette VOL.2」収録。

アルバムの並び順的に「Right On」の次の曲です。vol.1と違い、このアルバムでは2人だけで歌うのはこの曲だけ。「Be My Venus」も主に二人ですが、コーラスで皆さんはいってらっしゃるので。この曲は作詞作曲編曲が織田哲郎、歌が織田哲郎・前田亘輝のみの非常にシンプルなクレジットです。軽めの曲調で奏でる、夏の終わりの歌。それこそ「Be My Venus」は物凄く重たく歌っていますが、これは声の出し方もとても軽くて二人とも爽やか。あちらのように競い合うのではなくて、二人でハーモニーを楽しんでいる感じです。お互いが上に行ったり下に行ったりで。そんな歌い方だからなのかこの時代の二人がそうなのか、それとも敢えて寄せているのかは分かりませんが、この曲のお二人の声はとても似ています。声というより、やっぱり歌い方なのかな?ただ、それがとても良い。
今でこそTUBEはベテランバンドだし名実ともに大御所ではありますが、この曲のように織田さんと歌っている時の前田さんから出る「先輩の胸を借りている感」が凄く好きです。ミュージシャンとしてだけでなく、ボーカリストとして全幅の信頼を寄せているような感覚。本当に、とにかく楽しそうで。

最近そんなこんなで織田哲郎さんばっかり聴いています。初めて知った時はシンガーというよりも『TUBEの曲の作曲家』ってイメージでした。「シーズン・イン・ザ・サン」や「SUMMER DREAM」、「Beach Time」はやはり偉大すぎて。で、歌も歌っている人だっていうのが分かったので専業作曲家ではないのは理解していたんですが、正直ちゃんとは理解していなかったんだなと今は痛感しています。子供の頃の私が思う織田さんは、シンガーソングライター兼作曲家、だという認識でした。でも実際は全然違う。大人になって彼の経歴を知れば知るほど、『とんでもない量の曲を他人に提供もするけれど、自身は物凄い才能を持ったシンガー』であることが分かって。だって単純に歌の上手さ、半端ないですからね。さすがにリアルタイムではないので昔は知らなかった、WHYやスピニッヂ・パワーだったりのキャリア。当時の音楽は歌謡曲からニューミュージックへの変遷期で、おそらく様々な方向に向かって様々な人達が音を伸ばしていたのでしょうが、彼の携わった音楽たちは間違いなくどこかのベクトルの最先端であったんだろうと思うんです。
私が昔から大好きだったあの偉大な曲たちを作った人は、とてもとても偉大なシンガーでした。

2000年に一度声を失って、それでもまた歌えるようになって、昔より少しハスキーだけれどそれもまたセクシーで、本当に凄い人。素敵です。織田哲郎の音楽人生の紆余曲折は、全てそのまま日本の音楽史に刻まれるであろう出来事です。それくらい偉大なシンガー。この人に声と歌が戻って本当に良かった…。
ソングライターとしての才能と魅力的な声と歌の上手さ、そしてスラッとした長身にあのルックス。そりゃあ前田さんも楽しそうに胸を借りますよね。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Right On!/渚のオールスターズ [BAND]

88年、「Nagisa no Cassette VOL.2」収録。

メンズたちが歌い繋いでいく、割とシンプルな構成の曲。ですがそのメンズたち、とんでもない色気全開でやって来ます。歌詞に出てくる「お前」(おそらくとんでもない美女)をあの手この手で奪い合う感じなのですが、全員様々なパターンの攻め方で甲乙つけがたい艶っぽさ。ワイルド(前田亘輝)、ダンディ(織田哲郎)、オトナの余裕(かまやつひろし)、セクシー(栗林誠一郎)、C調(伊藤一義)ってな感じで。本当にただただメンズたちがわちゃわちゃしている曲なんです。この豪華な歌い手たちにしてみれば、センターマイクを美女に見立ててるのかなと思うほど、とにかく主導権の奪い合いな一曲。かっこいい。

この曲、元々TUBEのアルバムに入っているのは知ってたので単にそれのカバーだと思ってたんですけど、もっと遡ってスピニッヂ・パワーの「RIDE ON」という原曲が存在するってことを最近知りました。「RIDE ON」は全編英語詞でディスコミュージック。イントロにその名残りがありますよね。で、そのスピニッヂ・パワー。Being創始者の長戸大幸が1978年に作った、メンバーが流動的で洋楽か邦楽かもハッキリさせないグループだったらしいのですが、この曲の頃(79年)のVocalは織田哲郎。原曲の作詞は亜蘭さんと織田さんの共作だそうです。というわけで、TUBEのカバーというより織田さんの手に戻ってきた一曲でした。当時のスピニッヂ・パワーを知る人からすれば、織田さんが日本語の歌詞でこの曲を歌ってるってだけでかなり凄い事だったんでしょうね。

栗林さんはバラードなんかの静かな歌い方のイメージも強いですが、割とハードな歌唱の方が好きだったりします。渚のオールスターズなら「Summer Illusion」が一番好き。色っぽい。そして大好きな伊藤一義さんの声も堪らない。とっても重たい織田さんもいいし、とっても軽い伊藤さんもいい。ワンフレーズを二回歌うだけなのにあの存在感が出せるかまやつさんも凄いですが、そのかまやつさんを囲む若手たちのはしゃぎっぷりがまた凄い。楽しそう。そして前田さんの「I wanna love you」がだいぶカッコいい。

子供の頃聴いていたときは「ノリのいい曲だな」くらいにしか思ってなかったんですが、今聴くとかなり素敵。実力者による大人の遊びですね。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。