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NO PLAN の人生という名の列車/NO PLAN [group]

2005年、アルバム収録。

内村プロデュースにて結成。最近久しぶりに聴いていたら止まらなくなっちゃって。9分以上ある長い長い曲なのですが、何回もエンドレスで聴いています。一言でいうとおっさんの哀愁でしかない歌詞で、原曲の馬場俊英バージョンはもちろん歌が上手いのですが、こちらは歌っているのもおっさんなのでふっわふわ。特に三村さんがふっわふわ。でも皆さんさすがにリズム感はとても良く、この物凄い字余りの歌詞をよく歌いきっているなぁ、と。大竹さんとTIMの二人のリズム感がとても好きなのですが、個人的にはふかわりょうの「前略 父さん母さん」から始まる一連のフレーズが一番凄いと思っています。内Pにおけるふかわさんの「基本ダメだけどたまに何かハマる」感とマッチしていてとっても好き。
出生から子供時代、学生時代を経て人生の岐路に立ち、なんとか生きている現在を歌った歌。高度経済成長期に誕生した男を歌っているだけあって、多分今の若者は共感できないだろうなとは思います。厳密にいうと、その少し下の世代の私もバブルの恩恵はあまり受けていないんですがね。あの時代への憧れは堪らなくありますし、地球は女で回っていた頃ももちろん知っています。今のようなフェミニズムやジェンダーフリーとしてではなく、女性が女性として強かった時代。懐かしいね。
レッドさんの「旅立つ友達がみんな大人に見えたっけ」に毎回グッときます。あとは、通算三回出てくる「風に立ち向かう勇敢な冒険者」のフレーズが、どれも少しだけ違う言いまわしでとても巧い。
パート割りが絶妙で、ウッチャンの歌う「カトちゃん」が特に胸を打つ。ウッチャンのパートなのが、意味があるんですよねぇ。ほぼ原曲を崩さずカバーしているのにこんなにマッチしているのも凄いなあ。

内Pは大好きでずっと見ていました。だから有吉さんは猫男爵だし、品庄はマスクマンでキャンペーンボーイだし、レッドさんはロドリゲスだし、三村さんは膝を怪我している印象がとても強いのは致し方ない事なのです。あー、また見たいなぁー。
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さよならメモリーズ/supercell [group]

2010年、シングル。

ちょっと時期過ぎちゃった。「桜が咲くよ」で始まりますけど、別れの曲なんで三月が舞台ですね。美しい声と、綺麗なメロディ。卒業間近の高校生なんだろうなー。多分普段から仲良くて、周りからは「もう付き合っちゃえよ」なんて冷やかされるような関係で、でもそこから先に進めていなくて。なーんて、可愛いそんな光景がものすごく目に浮かぶ曲です。
サビの繰り返しはずーっと高音で、それを歌いきるnagiさんの声がとっても素敵。声も綺麗なんですけど、彼女は歌い方も凄く綺麗なんで、あんなに高音でも聴いていて歌詞がちゃんと耳に入ってきます。切ない感情が堪らないですね。聴かせる歌い方。高音がずっと続くから余計に、「言おうと思ってた 私」辺りの落ち着いた声がとても色っぽい。
この歌にも出てきますが、帰り道にわざと道を間違えたり寄り道したりして「もうちょっと一緒に居たい!」とか思っちゃうのは今も昔も変わりませんね。広末涼子「大スキ!」然り。でもそれが許されるのは好意を寄せている女の子(男から見て)限定ってとこなんでしょうけどね(笑)
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参宮橋/ゴスペラーズ [group]

97年「MO' BEAT」収録。

リーダー村上てつやのファルセットが凄い。の、一言に尽きる歌。まだまだ粗削りなこのアルバムの、この5曲目に度肝を抜かれました。全編村上さんのアカペラで、他のメンバーはコーラスに徹するって組み立ては後発の「ひとり」と同じ。しかし「ひとり」はサビがファルセットなのに対して、こちら「参宮橋」は全部がファルセット。ここらへんが洗練された後と粗削りな頃との違いなんでしょうが、私はこっちも大好きです。
すっごくドキドキするメロディーです。メロディーというか、コーラスというか。綺麗とか良い歌だとか、そんな表現よりもこう言いたいんです。ドキドキするメロディーだと。
サビのコーラス、ちょっと強めに聞こえてくる安岡優の声がとてもセクシー。まあ、何を歌ってもセクシーな声ですけれどね。でもこの、ちょっと強めに聞こえてくるコーラスってのがまた堪らなくそそられます。
ゴスペラーズはアカペラで聴かせる洋楽のカバーが大好きだったんですが、本当にこの曲は別格。とか言っても伴奏アリの曲も好きですし、もちろん「ひとり」も泣きながら聴いたクチですがね。ちなみに私は都民のくせに参宮橋を知らなかったので、しばらくの間関西の地名だと思っていました。京都とか大阪とかそっちの方の。小田急線にちっとも明るくないもんで、まさか渋谷区だとは思わず。
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LOVE&ROLL/supercell [group]

「君の知らない物語」収録。vocalはnagi。

一度でも恋をしたことのある女子ならグッときまくりの歌詞。堪らないです。強引に攻めて攻めて、でもイニシアチブは取ってほしくて、押しの強いところを見せる割には君色に染まる準備もできている、揺れる乙女心がぎっしりです。ぎっしりすぎます。
で、まあそれを歌うnagiの声の可愛さったら。「君の知らない物語」より色っぽく、感情豊かに「女の子女の子」してます。声の抜き方も何もかも、とにかくやられる歌い方。可愛いなあ。透明感のあるあの声で、気持ちたっぷり込めた上に言葉を綺麗に紡いでいくなんてズルイってくらい。曲の内容は小悪魔で少し強引な女の子なのですが、彼女の丁寧な発声のおかげでとても好感が持てます。

曲も歌詞も今風。でもこんな女の子の気持ちは、時代も年齢も関係ないんですよねえ。恋してる女の子って強いなあと思い知らされる、そんな可愛い歌です。
個人的にはイントロから歌いだしの、あのはじける感じが好き。
タグ:supercell
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