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花一匁/BURNOUT SYNDROMES [BAND]

2018年、シングル。

銀魂・銀ノ魂篇前半のEDでした。日本語の響きが美しすぎる。言葉選びのセンスが鋭く、ただただカッコいい。イントロの駆け出していく感じが堪らないし、「所詮」からの流れは凄くゾクゾクします。叩きつけるドラムが一瞬だけ止むラストのサビ、息を吸い込む音がハッキリと聞こえてくるのが本当に凄いです。目の前で演奏されているような臨場感。音の力が半端ない。

なによりもやはり、銀魂の世界観とのリンクが素敵でした。エンディングの鉛筆画がとても好きで、重厚なこの曲と優しいモノクロの画のコントラストがとてもいい。物語は既に佳境、最終章が始まっていたわけですが「むざむざ斬られてたまるか」という歌詞が、全てだなと。たとえ自分は負けたとしても、一矢報いることがその後につながるのなら。意味のない敗者になんかなるものか。そう思いながら散っていったキャラクターたちが回想で流れていく映像は、圧巻です。
ちなみにずっと桂推しだった私ですが、終盤の喜々がかなり琴線に触れまして。喜々の最期を描く「数多の王」の回は信じられないくらい泣いたんですが、喜々が斃れたあとのオープニングもいいんですよね。縁側で茂々と向かい合うシーン、堪らないんです。要所要所でやってくる特殊OP/EDが本当に素晴らしくて、この曲では終盤からフェードインするようにかかり始めるのも凄く魅力的。真選組の三人や万事屋がそれぞれまっすぐ前を見据えているのに対し、堂々とした桂&坂本を従えた徳川喜々が少し虚勢を張って前を向いているのがとても好きです。凄くいい絵。
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