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Castle On The Hill/Ed Sheeran [SOLO・M]

2017年、「÷」収録。

ノスタルジックな、心をえぐられる感覚。戻れない青春を切なげに歌う彼がまだ若いことに、とりあえず驚きました。技巧も表現も、とても洗練されていると思ったから。現在彼は26才だけれど、多分年をとればとるほど、もっともっと重くなって切なくなる歌詞なんだろうなぁ。シネマのようなストーリーのある歌詞に、繊細な旋律。MVもとても綺麗で、本当に映画のよう。美しくて美しくて、ため息が出るほどで。
そしてもう、エドの歌い方が堪らない。ハイな部分もローな部分も、吐き出すような彼の発声が心をも震わせてくるようで堪らないんです。原詞の語感がとってもいいからサビのフレーズが非常に気持ちいいし、繊細ながら開放感のあるメロディで胸を締め付けてくるし。それに乗せる歌声は、絶品です。

しかし可愛いですね。小柄で丸顔、抜群に可愛い。
タグ:ED sheeran
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風吹く丘/谷口宗一 [SOLO・M]

93年、ソロデビューシングル。

BAKUを終えての、ソロデビュー。彼の始まりはバンドだったけれど、「彼の音楽」の始まりは、この曲だと思っています。「明日のために」のあと、一人羽ばたいていった先での出来事なのでしょうね、これが。この曲の作詞は谷口君本人ではないけれど、きっとそうなんでしょう。励まされるような切ないような、夢を見ているような諦めたような、誰にでも投影できる世界。その時の自分の心境で、多分どんな解釈にもなるんだろうな。
当時は今よりも音楽番組が多くあって、BAKUでそれなりに名前の売れていた谷口君はこのデビュー曲でもよく出ていて、「かっこいいなあ」なんて思いながら子供の私は見ていました。それから彼自身にもきっと紆余曲折はあったでしょうが、それでも歌い続けている彼を、大人になった私は感慨深く見ています。去年の春、加藤君ご夫妻のイベントで演った「風吹く丘」の映像をyou tubeで拝見し、そりゃあもう涙が出ました。若い頃より断然かっこいいい彼自身と、そして変わらない彼の音楽。私が好きだったものが、何にも変わらずに、まだそこにあったことに、ただただ涙が出ました。2015年のこの曲が聞けるなんて、夢にも思いませんでしたよ。
ラスト、サビの繰り返しのところのドラムが昔から好きだったんですけど、それを加藤君が叩いてるって思ったらもうっっ。ああ、嬉しいなあ。

そしてこの曲の最後のフレーズ、「僕が負けない限り君も負けないで」。ずっと言われ続けたいし、言い続けたい言葉。秀逸です。
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JEALOUSYを眠らせて/氷室京介 [SOLO・M]

90年、シングル。

初めて聴いたのは子供の頃でしたが、今聴いても「大人だなー」と思う曲。BOØWYは一世代上なのでソロになってからの方がリアルタイムでは馴染み深いのですが、バンド時代をひっくるめてもこれが一番好きです。
この時代のロックンロール、やっぱりいいなぁ。バランスがすごく良いんですよね。声と、メロディーと、バンドサウンドが絶妙。サビ前のところなんて痺れるわー。まあなんだかんだ言って、この人の声がどうしようもなくかっこよくてたまらんのですがね。

ところでこの曲、「恋のパラダイス」というドラマの主題歌でした。トレンディドラマの王道というような豪華なキャストのドラマだったのですが、そのオープニングだったこの曲が半端なくかっこよかったんです。タイトルバックの映像もオシャレだったなー。画質は荒いけどyou tubeに置かれているこのドラマのOP、その映像で観られる石田純一はとんでもなく素敵。世界一素敵。異論はあるでしょうが(笑)
タグ:氷室京介
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せつなさを殺せない/吉川晃司 [SOLO・M]

92年。シングル。

モニカもいいけどこれが好き。ジェラシーを微笑みにかえてもいいけどこれが好き。とにかくかっこいいし、それ以外に言葉がありませんよ、もう。こういう勢いのあるソロボーカリストって、最近出てこないんですよねー。歌が上手いとか、かっこいいとか、それだけじゃない何か。私が年取っただけってのもあるんでしょうけど、まあ時代によるものですよね。バブル真っただ中!っていうようなこんな勢い。実際、92年は終焉期なんでしょうけど、それでも今よりも全然勢いがあるよなあー。

カラオケで歌うと物凄く気持ちいい曲。最後のサビのリフレインなんかもう最高です。彼の声がとても気持ちいいので、発声を真似して歌うと尚気持ちよくなれます。余談ですがカラオケの本人画像で流れるこの曲のPV、ステージ上でアグレッシブに動き回る吉川晃司が見られるんですが、独創的な動きなので同席した人は皆見入ってくれます。楽しい。
「今」のところが気持ちいいよね。
タグ:吉川晃司
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明日のために/谷口宗一 [SOLO・M]

92年発表。BAKU時代のアルバムに、谷口宗一名義で。

ソロになってからの曲だって思ってましたが、バンド時代に作ったソロ曲だったんですね。バンド時代といえども、既に終焉期。この曲に出てくる「君」が、恋人であろうと友人であろうとどちらでも共感できる感情です。ソロになってからは曲のみ自作で詞は提供を受けることが多かったですが、これは詞も本人によるもの。「両手にあふれるほどの思い出は置いて行くよ」って、考えさせられるなぁ。置いていく勇気、欲しいけれども。
ふと気になって彼のサイトを覗いてみたら「加藤のイベントで久々に歌います」とか書いてあってびっくり。BAKUのドラム・加藤英幸君が東京を離れるそうで、そのイベントでゲスト出演したとの事。観たかったなー。この曲も歌ったそうです。写真見たけど、二人ともお若かったです(笑)。

余談ですが、93年辺りのライブ映像を見てたら、谷口君が右手の小指にリングをしているのを見つけたんですけど、それ見て思い出しました。中3くらいのとき、彼に憧れて私も小指に指輪をしていたことを(ピンキーリングじゃなくて、ちょっと太めのやつ)。影響受けやすい思春期だったんですね、私。しっかしこの頃の谷口君、むちむちで可愛い。ほんと可愛い。
タグ:谷口宗一
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ジュリア/河村隆一 [SOLO・M]

2001年、シングル。

甘!甘っ!!
もうそれしかいいようのない可愛い歌詞。ちょいちょい出てくる「ですます調」も、恋の可愛らしさを一層引き立たせますね。間奏のサックスの音がとっても好き。

最近無性に河村隆一が聴きたくなって、LUNA SEAとソロの曲を行ったり来たりしています。この人の振り幅、半端ない。ソロ活動の正しい形だと思いますよ、本当に。「I love you」でソロデビューしたとき、曲の合間の表情の豊かさにドキッとさせられました。優しい笑みを見せながらラブソングを歌うって、思ってませんでしたからね。どっちも好きだし、どっちも素敵。歌声は、どちらも同様に揺るがないですからね。
タグ:河村隆一
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君はうるさい/KAN [SOLO・M]

88年、アルバム収録。
「めずらしい人生」の2曲目。

この歌詞、大好きなんです。かわいいなあ、この彼と彼女。彼女の尻に敷かれ続けている彼がとうとうキレて別れを告げると、彼女が初めて涙を見せてしおらしくなり、慌てて彼がフォローするって歌詞。THEツンデレ。もう堪らないですよ。ドSで強気な彼女もいいですが、珍しく強気に出た彼が彼女の涙を見て急速にトーンダウンして言う「いきがっただけなんだ 許してよ」が最高。あーかわいい。
「わかってんだろう 僕が君を好きなのは」って言える関係って、素敵ですね。
タグ:KAN
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流れ星ビバップ/小沢健二 [SOLO・M]

初出は95年シングル収録。

早口。小沢君の唄はどれも詞・曲共に唯一無二の芸術だと思っていますが、その最高峰はこれだと信じています。ラブリーとかブギーバックとか諸々カバーはされましたけど、これだけは他の人には歌えない。早口だからってだけじゃないですよ。このテンポとメロディと詞の世界は彼の声でないと昇華できないからです。歌唱力が云々と評している人達に問いたいのは、この綺麗な世界を歌える歌手は小沢君の他にいるのかと。メロウなアレンジに変えることなく、ですよ。
最初に聴いたのはオリジナルですが、持っていたのは「指さえも/ダイスを転がせ」なのでJAZZバージョン。「流星ビバップ」ですね。そっちも大好き。そっちの方が切なくて優しい感じ。音が柔らかいからかな。

他の曲にも言えることですが、彼の唄はメロディに詞を合わせているんじゃなくて、文章にメロディを与えている感じです。だから歌詞のみを見ても世界が成立すると思うんです。そして、この曲は特にそう。帳尻合わせな言葉はないから、全て大切な意味のあるフレーズ。言葉の選び方も本当に美しく、そんな中で「も少し」や「あん時」なんかの口語体が効いています。
でもまあ、一番好きなフレーズは「ピアノを叩き」って表現。「弾く」じゃないんです。この曲の曲調と相まって、「叩く」の方がイメージしやすいってのもありますが、根本的に「弾く」音よりも「叩く」音の方が好き。以前書いた「Be My Venus」や、松任谷由実の「青春のリグレット」のイントロなんかが叩いてる感じですね。カッコいい。

気持ちのいい裏拍。聴いていると自然とリズムが刻めます。

タグ:小沢健二
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FUN×4/大滝詠一 [SOLO・M]

81年、「A LONG VACATION」収録。

81年はLP、翌82年発売が世界初のCD盤、そして私が持っているのは91年のCD選書盤でした。
「君は天然色」が聴きたくて子供の頃買ったアルバムです。
この曲、正式な読み方は決まっていないそうで。歌詞から「フォータイムスファン」って読んでましたけど、実際にはなんでも良いようです。その緩さがいいですね。
とにかく可愛い歌。大滝詠一の甘い歌声がピッタリな、とっても可愛い歌詞です。「散歩しない?」って言ってるのが太田裕美だったりして、参加している方々も豪華。

2013年大晦日、本当に本当にびっくりしました。信じたくなかったし、誤報であってほしいと心から思いました。大滝さんは、日本の音楽のありとあらゆる面で第一人者と呼ばれる立場で、そしてそれはこれからも変わらないと思っていたから。忘れた頃にまた新譜を出してくれるのでは、という期待をずっと持っていました。それがもう、永遠に叶わないなんて。
大滝さんがほかの歌手に提供した楽曲で一番好きなのは、森進一「冬のリヴィエラ」。原曲も良いですし、大滝さん本人の歌う英語バージョン「夏のリヴィエラ」も素敵です。
タグ:大滝詠一
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時代おくれ/河島英五 [SOLO・M]

86年、シングル。

1991年、NHK紅白歌合戦でこの曲を聴きました。まあ、私がまだ子供だった頃の話ですけれども、この年の紅白は好きな歌手がたくさん出ていて、最初から最後までテープに録ったりしながらしっかりと見ていました。KANだったりMi‐Keだったりとんねるずだったり森口博子だったり鈴木雅之だったり原由子だったり、とにかく聴きたい曲がたくさんあった年だったんです。で、河島英五。前述の人達と同じようにこの人も初出場で、演った曲がこの「時代おくれ」。「酒と泪と男と女」じゃないんだーって思ったっけなあ、確か。
無骨な風体の大きな男性が、ピアノを弾きながら激しい声量で歌っている。凄く凄く、印象に残りました。子供ながらに「凄い歌手だなあ」と思いましたし、一気に惹きつけられました。

あんまり懐古趣味的な事は言いたくはないけれど、最近はこういう歌い手がいなくなりましたね。男が、男らしく、男の歌を唄う。その姿に男は憧れるし、女は魅了されるんでしょうね。この人の声は、憧れ、魅了されるだけの素晴らしさに溢れています。本当に、本当に、カッコいい。
タグ:河島英五
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