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成り行きの感情で/The Mojas [BAND]

94年、シングル。アルバムにも収録。

syn.林宗毅 b./vo.兼信徹也 g./vo.纐纈正樹 sax.牛古正憲 dr.白熊良之
の、名古屋出身5人組でした。なんというか、苗字が難しい(林さんも「はやし」じゃなくて「りん」だしね)。

ツインボーカルに鍵盤、そしてサックス。私の好きな音楽はこのバンドが全て叶えてくれます。その3要素のどれか一つでも無条件でグッとくるっていうのに。
初めて聴いたのは、当時好きだった別のバンドがパーソナリティを務めていたラジオでした。「シングルベッド」をリリースした後くらいの、まだ波に乗れていない頃のシャ乱Qとともにゲストで出ていまして、mojasのニューシングルとしてこの曲が流れたのでした。イントロで、まず度肝を抜かれました。だってリコーダーなんですもん。牛古さんが吹いてるの、ソプラノリコーダーなんですもん。
その後アルバムが出る頃、音楽雑誌(GBだったかな?)でmojasが記事になっていて、「生温かいメロディー」とか表現されていたのに大きく頷いた覚えがあります。確かに生温かい。「熱い」とか「クール」とかと同じような感じで使ってほしい「生温かい」という表現。彼らにぴったりです。
私が初めて観に行ったライブでは兼信さんが交通事故による入院中で、牛古さんが代わりにベースを弾いていました(器用だな)。この曲のリードボーカルは纐纈さんなのでそのライブでも演ったのですが、上記の理由でリコーダーの音色なし、という非常にレアなものでした。確か。で、それから程なくして彼らは解散。ラストライブは名古屋でのみだったため(しかもその頃私は高校の定期テストの最中だったため)泣く泣く行けず、完全版の「成り行きの感情で」は聴けずじまいに終わりました。

それから年月がたち、2008年。牛古・兼信・纐纈の3人で復縁(再結成とか復活とかじゃないのが素敵)。
その復縁御披露目ライブには行かせていただきました。ほんと、涙が出るほど嬉しかったです。私なんて若輩者にすぎないような年齢層の高い客席でしたが、みなさん気持ちだけは彼らが活動していた12年前に戻ったようで。演者も客席も、とても素敵な空間でした。
復縁もほんのわずかな期間でおしまいになってしまったのですが、刹那な幸せでもとても嬉しかったです。もう一度、彼らの音楽に出会えたことに。そして、牛古さんのリコーダー込みの「成り行きの感情で」が聴けたことに。
タグ:the mojas
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